大好きな貴方へ

あの発表から早いもので4ヶ月。

何度も何度も書き直したこのブログ。やっと人の前に出せる文章になったと思うので、公開することにしました。

あの発表があって久々に戻ってきました。非公開にしていたブログも徐々に再公開していきたいと思っています。

 

 

噂が流れていたことは知っていたけど、まさかねなんて笑ってた。23時ちょうどにリロードしたときは出てこなくて、ほらまたガセだって思っていたのに、2度目のリロードで出てきたあの文字。

本当に理解し難くて、というか理解する前に泣いてた。

涙で文章が読めなくて、とりあえず再生した動画も何を言っているのか全くわからなかった。

 

正直無責任だと思った。

最高な状態でデビューできて、人気も鰻登りで、きっと多くの人がその立ち位置に憧れた。

直談判してデビューして、でも世界目指せないから辞めますなんて。

私はそもそもジャニーズに世界を求めたことはあまりなかった。だって世界を求めてるなら最初からそういうグループを好きになってるし。ただ応援している岸くんが世界に行きたいと言っているから、私もその夢を応援していた。ただそれだけだった。

Jr.のときはみんなデビューを目標に頑張る。でも、デビューという目標を叶えて次の目標ってなったときにメンバー間で違いが生じる。そして今回のような脱退・退所に繋がっていく。同じ目標を胸に頑張ってた彼らが離れ離れになってしまう現状が悲しい。

 

でも岸担の私でさえ岸くんを否定してしまったら、これまで岸くんが過ごしてきた日々、私が岸くんを応援していた日々までも否定してしまう気がして。

いろいろな説が飛び交っているけど、私が信じられるのは岸くんの口から発せられたものだけだ。

 

そして、オタクってアイドルのこと本当に何も知らないんだなって再確認してしまった。普段の言動や同じ空間を共にして知った気になるけど、どんなに距離が近くたって遠くたってアイドルとオタクの間には越えられない大きな壁があると思う。

 

 

ライブのダブルアンコはファンサ曲で外周練り歩くことが多いのに、Made inでは君がいる世界にDear My Tiara。珍しいなとは思っていた。

私は福岡オーラスには入っていないから友達づてに平野くんが泣いてたっていうのは聞いていた。

私が入った北海道オーラスは誰かが泣くとかそんな様子なくて。「最高だった」って言った岸くんは本当に楽しそうだった。なんだ、大丈夫じゃんなんて安心してた。

全然大丈夫じゃないじゃん。あのとき岸くんはどんな思いでステージに立っていたんだろうか。どんな思いで私たちに笑顔を振りまいていたんだろうか。考えるだけで胸が張り裂けそうだった。

最後に地声でグループ名言おうって提案した廉くんのことも考えると辛いところがある。

最後にDear My Tiaraっていう選曲もまた辛い。

 

 

岸くんがジャニーズを辞めるなんて思ってもいなかった。どちらかというと何かあっても残る側だと思っていたし。

成人式用のスーツを買ったけど行けなくて部屋で眺めた岸くん、青春を全て捧げた岸くん。

なにより、最初はデビューの直談判に反対してて、でも話し合いの中で直談判に行くことを決断したそんな岸くんが辞めるなんて。

岸優太くんが脱退、退所。何度口に出しても現実味を帯びない。むしろ悲しさを増すだけ。

記憶と記録に残るKing & Princeになるんじゃなかったの?

 

5月23日にデビュー5周年を迎えて、5周年ツアーがあって、シングルも出して、ってそんな日々が続いていくと思ってた。今でもそう思ってしまう。

 

 

vs時代デビューしていたら、KINGとPrince別れてデビューしていたら、そもそもMAGICでデビューできていたら…なんていろいろな可能性を思い浮かべては落胆した。なにより岸くんが選んだ道がKing & Princeとしてデビューすることだから。直談判に意欲的じゃなかった岸くんだったけど、最終的に6人で生きていくことを選んだんだ。

ああだったら、こうだったらって何度も何度も考えたけど、変えようがない宿命なんだと思う。

 

 

岸くんを好きになったばかりの私に、8年後MAGICの中で宮近しか事務所に残らないよなんて言ったら、きっと笑うだろう。

"大人になったあいつら"を見られずに終わってしまうことが悔しい。

ちゃかパラで見た宮近ソロの$10。本人が青春だと言ってくれたことが嬉しかったし、いつかまた4人(事務所の壁は厚いから顕嵐は難しいと思っていた、悔しいけど。いわちはまだジャニーズ事務所所属。)の$10が見れると思っていた。

トラジャがデビューして、歌番組の企画でもしかしたらって期待していた自分もいた。

つい先日、トラジャのデビューツアーを見に行って、宮近の口からWゆうたの名前が聞けて嬉しかったけど、あと3ヶ月もしたらこのような場では2人の名前を聞けなくなると思うと無性に寂しくなった。

 

2018年3月号のポポロのテキストが大好きで、定期的に読み返してた。Jr.最後の日のブログでも書いたけど、ここにも一部抜粋で書こうと思う。

新しい形になった僕らといっしょに最強の世界を作ろうね。優太

絶対にみんなの期待を裏切らないし、悲しい思いもさせないよ!おじいちゃんになるまでアイドルをやっていくから、ずっとついてきてね。勇太

これからもみんなには離れないでいてほしいな。ずっと僕らのそばにいてね。玄樹

そう言ったのは彼らなのに。そんなこと言ってもしょうがないことはわかってるし、いちいち過去の発言持ち込んでくるなって話ですよね、ごめんなさい。

でもこのテキストは私にとって宝物で、一時期はホーム画面にしていた。

Princessのことを想ってくれたPrinceが、3人まるごといなくなっちゃうなんてね。

 

 

大好きな人の決断だ。まだ時間はかかるけど受け入れたい。

時間が解決することもある。こんなこと、デビューが決まったときのブログでも書いたな。

『明日がこない今日もある。だから今日の気持ちは今日伝えないと。』この言葉が身に沁みる。

というか、近キョリ恋愛メンバー渡辺翔太くんしか残らないってどんなオチ?

 

 

最後に私が大好きな歌の歌詞をここに

他人の理想になるんじゃない 君がその手で描いてくんだ
それは名も無きストーリー いつでも君が主人公
それぞれの道を拓くのさ

ただ前へ ただ前へ 僕ら歩いてゆこう
問題は山積みさ 悩みも消えないだろう
でもあと一歩 あと一歩 進む道の先で
ヨロコビもカナシミも やがて花となるでしょう

目の前を塞いでいるのは 壁じゃなくて扉なんだ
おそれないで 焦らないで
君だけの明日を その手で掴むのさ

 

 

どうか笑って最後を迎えたい。

岸くんから「ごめんね」じゃなくて、「King & Princeで良かった。楽しかった。ありがとう。」って言葉を聞きたい。

きっとそれだけで私の心は晴れるから。

 

 

岸くんは私にとって世界で1番のアイドルで、ずっと大好きな人。

だから、どうか幸せになって。